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2歳をすぎて
この頃、ようやく子供と真正面から向き合えるようになりました。

息子のことはもちろん大好きで 愛情を注いでいたつもりだったけど
自分のこと やりたいことに気持ちがいっぱいで
息子にたいしては声ばかりかけていて 気持ちが100%向いていなかった
息子の声に耳をかたむけるという当たり前のことができていなかったことに気づきました。

「ママ遊ぼ」 の声に いつもいつも 「ちょっと待っててね。ご飯の準備が終わったらね」
「ママ一緒に(絵を)描こ」 の声に 「ハルくん上手に描けるね。 ママ見てるからね」
もちろん一緒に遊んだり絵を描いたりすることもあるけれど
なんとなく上の空で 夕食のことを考えたり 仕事のことを考えたり ご機嫌なのをいいことに
ボーっとしてみたり。
せっかくの子供との時間で 一緒にいるのに いつも気持ちはふわふわ。

なんてかわいそうなことをしてきたんだろう ほんとうにごめんね という想いと
それでも「ママ たからもの」とつたない声で言ってくれる息子への感謝の気持ちが胸一杯にあふれてきて
それまで頭の中をぐるぐる巡っていた「理想の母親像」がパリンとはじけて
今しかない 本当に今しかない
子供との時間をめいっぱいたのしもう
そう思った途端、心がじんわりあたたかくなるのを感じました。

自分のこと
子供のこと
家族のこと
どれも大切にしたいという気持ちが
結局自分を縛りつけていて
大切なものは目の前にあるのに
いつも別の世界を見てた

そんな気持ちに気づいてからは
今までのもやもやがうそのように晴れて
息子と過ごす時間が 今まで以上に大切に思えて
ただただ嬉しくてたのしくて これが母性というのかな 母としての喜びみたいな気持ちがあふれてきます。

今までは 家事や仕事でていっぱいで 油断すると時間の流れに流されてしまう日もあったけど
自分の時間
こどもとの時間
家族との時間
それぞれを大切に過ごすことでこころにゆとりができました。
そしてやっぱりお母さんがにこにこしていると 家族もにこにこ。

一日のタイムスケジュールは今までと変わらないけど
息子にきちんと向き合えるようになったおかげで
わたしも 息子も おおらかになったような気がします。

こどもは本当に正直。
お母さんの気持ちが自分に向いてないことはすぐわかっちゃう。

子供と別々の時間を過ごしていても
その根底に流れる愛情や 母と子の絆のようなものがあれば
そして一日のうちほんの少しの時間でも
親子で そんな気持ちで満たされた時間を過ごせたら なにより幸せです。


そんな幸せな気持ちを共有できる家族がいること
本当に幸せだと思います。
by giorno-store | 2010-02-20 02:41 | こども
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